20代引きこもりが実践してほしい4つの事。一歩踏み出して新しい未来を

学生時代から引きこもりになって、その後、進学も就職もせず、気づけば20代も後半にさしかかり・・。

いよいよ焦りはじめて、何かしないとと探してはみるものの、最初の一歩が中々踏み出せなくて困っていませんか。

何年も引きこもりを続けていたら、なおさら復帰するのには勇気がいりますよね。

自分でも、怠けている、どうにかしないとという意識はあるから、できない自分に情けなさや腹が立ってしまう気持ちもあって。でも、やっぱり最後の一押しができない。

今回は、何年も引きこもりを続けてきてしまって、社会復帰するための一歩が中々踏み出せない人が、今すべきことを紹介していきたいと思います。

一歩踏み出したいのに、躊躇してしまう原因は何

まずあなたが引きこもりになってしまった理由は何なのか、探ってみましょう。自分が何に一番躊躇しているのかが分かると、それだけで選択肢は増えていきます。

過去の人間関係

過去に人間関係で問題があると、また人間関係が上手く築けなかったらどうしよう、また人とトラブルになってしまうのではないか、と不安になってしまいますよね。

他の人から傷つけられたことがきっかけで、引きこもりになってしまったなら、また同じような人に出会ってしまったらどうしようと、不安になってしまうと思います。

しかし残念な事に、社会復帰して会社に就職するにしろ、バイトするにしろ、外で働く以上、人間関係がない場所なんてほとんどありません。何かしらで人と関わっていかないと、仕事も生活も成り立っていきません。

とは言っても、引きこもりの間、家族以外の人とほとんど話したことがないなら、なおさら人間関係に対して、恐怖を感じてしまいますよね。

人の目が気になる

あなたが躊躇してしまうのは、人の目が気になってしまうからですか。

何年も引きこもりやってた私は、他からどういうふうに見えているんだろう。今から就活するなんて、周りの人にはどう思われるんだろう。

せっかくやる気が出てきても、周りの人の反応を考えると、怖くて何もできなくなってしまいませんか。

日本だと、高校、大学、専門学校を卒業後したら、新卒で入社するのが一般的ですよね。なので就活を始めるにしても、新卒の子たちと一緒にしないといけないので、周りの目を気にしないことの方が難しいです。

自分に自信がない

過去の出来事で自分に自信をなくし、全てに対してネガティブなとらえ方をしてしまっていませんか。

自信がないと、自分が正しいことをやっていても、大丈夫かな、合ってるのかな、と不安になったり、周りの人の一つ一つの行動が気になって仕方なくなると思います。

そんな状態では、就活のために外に出る生活も嫌になってしまうでしょう。

不安を一つずつ解決していくのが良い

今、あなたが社会復帰したいと思っているにも関わらず、できないでいるのは、上記の中のどれかに理由があるか、また別の問題があるかですよね。

しかしそれらを受け入れたり、解決していかないことには、仕事だけに限らず、何かを始めるのも難しいでしょう。

そこでおすすめなのは、自分が不安に思っていることを一つずつ解決していく方法です。

例えば、自分に自信がないという不安なら、まずは見た目から変えてみるのはどうでしょうか。

少しぽっちゃりしているなと感じるなら、ダイエットをしてみたり。ガリガリな自分が嫌なら、筋トレをしてみたり。

化粧について知識が全くないのであれば、自分が一番自信が持てるメイクを研究してみたり。男性なら髪型を変えるだけでも、印象がガラッと変わります。

こんな感じで、まずは見た目から自信をつけることで、自分に対する不安が一つ減りますよね。

人と話すことに不安を感じているなら、聞くに徹する姿勢を練習したり。

意外に話をただ聞いてほしいという人は多いです。一切自分から話題を振らなくても、ほぼあいづちをしているだけで会話が成立することもあります。

まずはあいづちのレパートリーを作って、家族と会話している時に、聞くに徹してみてみます。会話が成り立っていくことが確認できると、人と話すことの不安がまた一つ減りますよね。

まず何からやっていいか分からない場合は、このように自分が一番不安に思っていることから、一つ一つクリアしていきましょう。

20代の引きこもりが一歩踏み出すのに必要な事4つ

周りの目を気にしている自分を受け入れる

周りが気になって仕方がない、というあなたの悩みに、周りの人はきっと「周りなんて気にしなくていい」と言うと思います。

でもそれが難しいんですよね。今まで気にしてきたものを、今すぐに気にしなくなることは、誰だって簡単にできることではありません。

そんな時は、周りの目を気にしている自分を受け入れてしまうのはどうでしょうか。周りを気にしないように意識すると、余計に緊張してしまったり、気持ちが沈んでしまうこともあると思います。

しかし、周りの目を気にしない自分を隠すのではなく、自分で気にしている宣言を先にしてしまうと、案外気持ちが楽になることがあります。

例えば、出会った人に「こんな歳まで仕事してなかったなんて」と思われているかもと思うなら、先に自分で「こんな歳まで仕事してないなんて、ダメな人間ですよね」と言ってしまいます。

悪いところを無くそうとすればするほど、無くすことにストレスを感じて、余計に疲れます。

しかし周りの事を気にしている自分を受け入れることで、こういった場面でも、自分の本来の言葉で話しができるようになるため、逆に周りの目が気にならなくなります。

刺激を受けること

引きこもりが中々やめられない理由の一つに、普段から刺激を、全く受けていないことがあげられます。

普段から刺激がないと、何かしようにも、やる気がでないことってありますよね。

もしかすると、あなたが今、一歩が踏み出せていないのは、普段からの刺激が足りないからなのかもしれません。

刺激を受けるためには、新しいことにチャレンジするのが一番です。今までやっていない事を始めてみたり、外に少し出てみるだけでも刺激になります。

出来る事に目を向ける

仕事をしないとと思う時に、まったく自分に合いそうにない仕事をやろうとしてしまうと、それだけでやる気を失ってしまうことがあります。

そうならないために、まずやろうとしている仕事を、もう一度よく観察してみましょう。

例えば働きやすい場所という理由だけで、カフェのバイトなどを検討しているとします。しかし人間関係が難しいと感じているなら、そのバイトをするのはかなり骨が折れることですよね。

人と仕事をしたくないのなら、個人で仕事が完結するものや、工場などの人とのかかわりが少ないものを選ぶべきです。

この職業をやってみたほうがいいかもではなく、自分ができそうな仕事を選んでみることが大切です。

外で働かないとという思い込みを捨てる

そしてもっと大切なのは、外で働かないといけない、という思い込みを捨てることです。

今、「働く=雇ってもらう」という考えになっていませんか。しかし、働いて生活ができるくらいのお金が稼げるのであれば、別に企業に勤めたりする必要はないんです。

例えば人間関係が嫌と感じるなら、組織の中で働いたり、共同作業が求められる仕事はとてもつらく感じてしまいますよね。

人とうまくやっていけるか不安という思いがあると、それだけで仕事探しが億劫になってしまうはずです。

しかし個人でできる仕事であったり、単純作業でみんな作業時間がバラバラのような職業を選ぶことで、そういった問題は解決されます。

なので~しないといけないという思い込みをとってしまうことで、意外なところで、生計を立てられる仕事と巡り合う可能性もあります。

引きこもりをやめたい、でも一歩が踏み出せないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめの記事