共働きで、子供は保育園となるとかなり忙しくバタバタしますよね。熱を出そうものならどっちが休むの?やお迎えはどうする?など色々な疑問はありますよね。
我が家も共働きなのですが、育休明けは大変でした。慣れないスケジュールに親は疲れるし、子供は慣れない保育園ですぐ熱を出す。
まともに仕事ができるようになったのは、育休明け1ヶ月がすぎた頃でした。
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共働きの子育ては完璧を目指さないこと
仕事と子育ての両立はとても大変です。息抜きをうまくできないと、特に女性にとって負担がかなりのものになります。
一般的な話をすると、女性が産休・育休をとり1〜2年後に職場復帰をします。そのため、休暇前と違う部署になることは珍しいことではありません。
私もそうなのですが、かなりの時短勤務を行なっています。3時間の時短をお願いしているので、独身の同僚からは白い目で見られているのは知っています。
それでも時短にしているのは、保育園のお迎えに間に合わないことと早く娘に会いに行きたいからです。
おそらく、時短勤務に関しては賛否あると思います。仕事も家庭も手を抜きたくないから、男性にも協力をお願いする人もいるでしょう。
でも、私個人的には休暇で出世からは外れた女性側が、開き直って時短勤務にする方がスムーズにいくのではないかなと思っています。
昭和的な考えかもしれませんが、男性は仕事女性は家庭。そう割り切る方がいいのかなと。私はそれで夫にはほぼ協力はお願いしていません。
子供と過ごす時間を確保するためには家事の手抜きは必要
これは、私の要領が悪いだけかもしれないですが、お迎え〜寝かしつけまでがかなりバタバタします。
子供にご飯を食べさせ、お風呂に入れて寝かしつける。その寝かしつけに成功すればいいですが、失敗して一緒に寝落ちしてしまったら自分の時間なんてないです。
なので、食洗機や自動掃除機をしっかりと活用しています。夜ご飯のあと、自分で食器を洗うのと食洗機に入れるだけにするのとでは、かかる時間が全然違うんです。
そして、食事にしてもお惣菜やレトルトまたは外食をうまく使ってできるだけ子供との時間を確保するようにはしています。
そうすることで、お金はもちろんかかります。かかりますが、それ以上に保育園で寂しい思いをしていた子供と過ごす方が、大事なのかなと思っています。
共働きで子育てをするなら出費は諦めて
- 保育園代
- ファミサポなどのサポート代
- 延長保育や病児保育などの保育代
- 家事を外注するのであればその外注代
- 時短勤務による給料減
このように、出産前の世帯収入を考えていると当てが外れて大変な思いをすることになると思います。
出産前と同じ部署で復帰ができたとしても、保育園のお迎えに間に合うように仕事は終わらないといけません。
そして、残業はほぼできないと思っておいた方が無難だと思います。仕事を優先するのであれば、ファミサポやベビーシッターさんにお迎えをお願いすることになる分の出費など結構かかります。
おそらく妻の給与がそのまま消えるという人も少なくないと思います。
そこまでして仕事を続ける理由は?
多くの人が、しんどくてお金がかかる思いをしても共働きを選ぶのは「一度やめると正社員にはもどれない」ことを恐れているからだと思います。
今の日本では、新卒で入社する以外に正社員になるのはとても難しいです。特に出産前に働いていた以上の条件で仕事をするとなると、かなりのハードルの高さになってしまいます。
それなら、育児期間という長く見ても15年ぐらいの期間我慢して働く方がいいかなと感じでいるのだと思います。
バイトでさえ条件のいいところは少ない
私は出産を機にアルバイトになったのですが、アルバイトでも社会保険や有給はきちんと確保されています。
このように、バイトでもちゃんと扱ってくれる会社というのは非常に少ないです。社会保険や有給なしというところがほとんどです。
なので、続けていくのはなかなかしんどいですが、やめる勇気がないのです。女性の社会進出と言いますが、まだまだ環境が整っていないのが現状だと感じます。
育児=女性がするもの
日本ではイクメンなんていう言葉が出るぐらいに、男性と育児は身近なものではありません。子供はママが一番なので仕方がないといえば仕方がないのですが、そこをどう乗り越えらえるかがポイントだと思います。
男性が全く育児を手伝わずに共働きするのは至難の技です。仕事の関係で保育園の送迎はできなくても、家でママが家事をしている間子供の相手をするなどのサポートは必須です。
ここで男性が「子供泣いてるんだけど」なんて言おうものなら、取り返しのつかない喧嘩に発展する可能性さえあります。
男性は言わないとやらない
女性が男性にイライラする前に心においておいて欲しいことがあるのです。それは「男性は言わないと何もしない」ということです。
もちろんそうでないイクメン気質の人もいるとは思います。でも大多数の人は「言われたらやったのに」という人がほとんどです。
なので、「察してくれない・なにもしれくれない」と貴重な家で過ごせる時間にイライラする前に「これやって・ありがとう」と男性に指示をだしましょう。
ありがとうは忘れずに
男性に何かを頼んだら「ありがとう」を忘れないようにしてください。「私は毎日やってる当たり前のこと」だと思っていても、それが態度に出てしまうと男性は気持ちよくないです。
男性は褒めてお願いすると結構すんなり色々やってくれます。男性が気持ちよく女性のサポートができる環境を作ることで、女性自身がとても楽になるんですよ。
子育てや家事が上手な男性に育てることができれば、女性は自分の時間を確保することができますよね。
家にいる貴重な時間を喧嘩などで消費しないように、うまくコミュニケーションをとりたいものです。
家事や子育てが苦手な男性なら基準を男性に合わせて
家事や子育てをこなす時間が長い分、どうしても女性の方が家事や子育ては得意なことが多いですよね。
そして、男性が家事や子育てが苦手だとすると「女性レベルで家事を求められたら」男性はどう思うでしょうか?
ただでさえ苦手な家事や子育てをもうやりたくないと思ってしまいますよね。
例えばですが、ママは絵本やおもちゃで一緒に遊ぶことができても、パパはそれが苦手だからスマホを見せる。
それに気づいたママがパパに「そんなの見せないで!」と怒ってしまうとパパはどうしていいかわからなくなってよけい育児に関わろうとしなくなってしまいます。
どうしてもスマホがいやなら「スマホばっかりじゃなくて、この絵本読んであげて欲しいな」と具体的に言ってみましょう。
相手の行動を否定するならその代替案の提示は必ず行なってください。代替案なしに否定だけされた方は、とてもイライラするものです。
そして、相手に何か提案するときもできるだけ優しく穏やかに言ってみてください。女性はどうしてもキーキーヒステリックに言いがちですから。
男性をうまく動かせるようになれば、女性が楽になれます。
まとめ
共働きで子育てをしていく上で、子育てや家事の分担は避けては通れません。そして、その生活に慣れるまでは体力的にも精神的にもしんどい思いをしなければならないと思います。
でも、そのしんどい期間夫婦で乗り越えることができれば、専業主婦家庭よりはお金に余裕があるのですから、子供の進路など選択肢が増えます。
なので、ストレスなく共働きをこなしていけるようにしていってください。