子育てのイライラは夫が原因だった!旦那を嫌いになる前に出来ること。

子育てしていると本当にイライラしますよね。私にももうすぐ2歳になる娘がいるので気持ちはすごくわかります。でもそのイライラ本当に子供が原因なんでしょうか?

先日ふと考えてみたんです。このイライラの原因は本当に可愛い娘が原因なのかということを。すると、別の原因にたどり着いたのです。イライラの原因がわかれば、イライラの解消もできます。

今回は、そんな育児のイライラについてみていきましょう。

子育ての原因は夫?!

日々子育てに奮闘していると、可愛い子供の一面をみて癒される反面ものすごくイライラすることないですか?なかなか人には言えない悩みかもしれませんが、私はイライラすることばかりです。

その原因が夫だということに気が付いたのはごく最近の話なんです。別に夫に大きな不満はありません。私のやることにダメとは言わないですし、娘も本当に可愛いです。ですが、夫は激務のためほぼワンオペ状態で育児を行なっています。

日中は娘と2人で、こうして執筆していても絶えず邪魔が入ります。お昼寝の時間も日々少なくなってきて、なかなか自分の時間というのは取れなくなってきました。そのため「誰か子育て変わってくれたらいいのに」と思うことも少なくないです。

子供が嫌いではありません。むしろ娘のことは大好きです。一緒にいることはなんの苦にもならないのに、夫にはとてもイライラするんです。育児のイライラとはママの自分の時間が取れないことにあったんです。

「なんで私だけ・・」がイライラの原因

よく考えてみると、子供が生まれてから私が「自分のペース」で動けたことはありません。いい感じに仕事が捗っていても、子供がお腹減ったと言えばご飯で中断しますし、ほどほどの時間になればオムツを変えないといけません。

しかも、1歳もすぎてくるとオムツを変えるにも「イヤー!」さっきご飯を食べると言ったのにいざ作ると「イヤー!」でまったく食べない。こんなことが繰り返されると、イライラが止まらなくなります。

もちろん、その間仕事の手は止まります。一度止められてしまうと、また波に乗せるのは一苦労なので、もう泣きたくなることも多々あります。でも、同じ苦労を夫がしているかというとしていません。

朝はいつも通り起きて会社に行き、仕事が終わったら帰ってくる。子供ができる前からの当たり前の日常を当たり前に過ごしているのです。

これになんでイライラするかというと、私は子供のペースと夫の仕事のペースに合わせて生活をしなければならないからです。

まだ娘が小さいので、夜ご飯も出来るだけ家族揃って食べているのですが、それも夫の帰宅が遅いと遅れます。ラインの一言で「ごめん今日遅いわ」その一言で今までいい感じに仕事をしていた私の手は止めざるを得なくなります。

先にお風呂に入れなきゃだし、夕飯の準備の時間もずれます。こうやって、自分のペースで行動することを許されない環境を何年も過ごさなければならないことを強いられている私に対して、夫は自由です。

飲み会だって参加できるし、仕事しているときはしんどいとは言え1人の時間を過ごすことができています。

妬みだと言われればそれまでですが、元々1人の時間が大好きだった私にとって、どうにもイライラが止められなくなるんですよね。

「私は子供を産んだのと同時に1人の時間がなくなったのに、夫だけ自由なんだ」

この事実は産む前からわかっていたはずです。頭ではわかっていても気持ちがついてこないことなんていくらでもあります。この夫からすれば理不尽にも思えるイライラを解消するために、私が行なっていることをご紹介します。

それを解消するには1人の時間が必要

そもそも、子供を産んでなくなったものは?と言われれば自分の時間です。その自分の時間を取り戻せばいいわけです。でも、それは容易なことではありません。そもそも子供はどこに預けるんだって話ですよね。

夫がイクメンなら夫が見れば一番いいのですが、私の場合夫に休みがないので夫には頼めません。

そのため、子供ができる前にまず環境を整えました。最初は夫の実家のすぐそばに住んでいたのですが、そこから引っ越しました。

乗り気でない夫のお尻を叩いて、私の実家と夫の実家の間ぐらいのところに家を買いました。これで、私は実家に帰りやすくなりますし、義母の目が届きにくくなります。育児はストレスがすごいとは聞いていました。

その上義母の手出し&口出しがあったら私多分爆発するなと思ったので、先手を打ったのです。この先手は大正解でした。実際子供が生まれてちょこちょこ実家に帰ることで、育児のストレスはかなり減りました。

実家に帰ると、両親が子供を見てくれるので、私は自分のペースで動くことができます。そして義母と違って気を使うということがありません。実家に帰る時間だけが「ママ」から「自分」に戻れる唯一時間になるというわけです。

夫はイクメンですか?

夫はイクメンですか?私はこの言葉自体が嫌いです。夫が育児をすると偉いかのように言われますが、子供は誰の子ですか?2人の子なのに、家にいるときぐらい夫が主体となって育児をするべきなんです。

でも、やり方がわからないと言いますよね。わからないなら聞いてくれればいいのに、聞いて学ぼうともせず「できないからママおねがい」とすぐにいいます。そのため、子供もママっ子になりがちです。

我が家もそうですが、ママっ子になるとママの負担はとてつもないです。何をするにもママママで夫が何かをしようとすると、パパいやー!となるので夫がいてもワンオペ状態になるのです。

実際我が家も私が家で仕事をしているので、娘が邪魔をしにくると「ママ仕事してるからね」と口ではいいますが、自分がスマホを見るのはやめません。そんなことをいうなら絵本の一つも読んであげればいいのにと私はおもうのですが、それはしないのです。

あくまで、「気にしているフリ」だけなので余計に腹が立つんですよね。手を出さないなら口を出すなよと思ってしまい、余計にイライラが重なっていきます。

要は、夫は仕事中も家に帰ってきてからも全て自分のペースで動くことができるんですよね。

ママの日常は自分のペースでは動けない

先ほども言いましたが、ママの日常は子供のペースで動いています。自分のペースで何かができるのは、子供が寝ている間だけです。それも年齢を重ねるごとに減っていきます。

可愛い我が子ですが、少しぐらい寝てくれたらいいのに。と思わない日はありません。もっと寝ていてくれたら、家事や仕事が捗るのにと毎日思います。

共働きならなおさらママは大変

共働きのママの日常は壮絶です。私は在宅なので通勤ママの大変さはあまりわかっていませんが、共働きで育児をしている友人がため息交じりに教えてくれました。朝の慌ただしさが凄まじく、会社に着く頃にはぐったりだそうです。

毎朝自転車で子供を保育園に連れていき、そのあと出勤なのですが子供のペースに任せていたら、間に合わないのでママのペースで連れて行くことになります。

そうすると、まだ自転車に乗りたくない!まだここで遊ぶ!などイヤイヤと泣き叫ばれるといいます。

子供が泣かない朝がないので、もう仕事をする元気が残っていないと言っていました。

それでも仕事をこなし、時短で帰る時間になって緊急の電話がなっても自分は対応できません。対応していると、子供のお迎えに間に合わないからです。

どれだけ大変な仕事でも、同僚にお願いし「すみません・・」と頭を下げて帰るしかないのです。

自分のことを気に入らない同僚に「ママはいいね。残業も急な仕事もしなくてよくて」と嫌味を言われた時には、仕事をやめようかなと本気で悩んだそうです。

これだけ苦労して毎日をこなすわけですから、家に帰るとヘトヘトになっているのは想像できますよね。それなのに夫は「子供泣いてるよー?」と言ってくるというからため息しか出ませんよね。

仕事と家事をこなしている妻に対して、泣いている子供の面倒をみようともしないのです。

夫がわかってくれないなら、ダイレクトに言ってみて

このような日常を過ごしていると。夫に対してイライラしないわけがありません。夫に対して爆発する前に、一度夫と話し合いをしてみて欲しいのです。

実際私も娘が夕飯をわざとこぼしたときに、夫の目の前ですごく怒った時がありました。その時に夫が「小さいことですぐイライラするよね」と言われたのです。その時、いいようのないイライラが襲ってきて思わず言ってしまったのです。

「あなたは後処理しないからそんなことが言えるのよ。毎日毎回こんなことされてイライラしないわけないでしょ。

たまにしかみないからそんなこと言えていいわね」そう言った時の夫の顔には「やばい・・地雷踏んだ」とかいてありました。

私はイライラすることを言われたその時に言い返すので話し合いにまで発展したことはありません。でも、これが言えないタイプのママさんならきちんと話し合いは必要です。

なぜイライラしているのかや私が家事をしているときぐらい子供の面倒を見ることはできないの?などを冷静に話し合いましょう。

ポイントは感情的にならないことと、夫ができることを確認するようにすることです。

「やって欲しいこと」と伝えるのも大事ですが、夫が自主的にできることを確認する方が大事な気がします。その理由としては、育児は2人でするものですから自主的に言って欲しいという希望もありますよね。

「子供が懐かない」といいますが、何もしなければ懐かないです。頑張っているパパさんのところはパパっ子になっています。もしまだ子供が1人で今後の家族計画を考えているなら、この話し合い次第で結果が変わってきます。

パパが協力しないのに、2人目を作るとママの負担がかなりのものになりますので、子供が1人のうちに育児をしてもらえる土台を作っておきたいですね。

自分の時間を作るためにシッターさんを雇うのもあり

パパが協力的じゃなかったり、我が家のように休みがなく協力をお願いできない時にはベビーシッターさんにお願いするのもありです。ママがストレスで爆発するぐらいなら、多少お金がかかっても外注さんにお願いしましょう。

ストレスを軽く考えていると、育児ノイローゼになってしまうかもしれないのです。育児ノイローゼになると、最悪無理心中などの危険性もあるほどに深刻です。全てを悪い方向に考えてしまって、希望がなかなか見出せません。

そうなると、そこから抜け出すのはかなり大変だと言いますので、そうなる前にストレスを発散させましょう。1人の時間が必要なら作ればいいのです。

夫に小言を言われるなら実家に帰ってみて

ここで、もし夫に「ベビーシッターなんて勿体無いよ。母親なら自分の時間くらい我慢したら?」なんで言われるなら、もう実家に帰ってください。子供たちのことが心配なら一緒に帰ればいいのです。

実家なら親が子供と遊んでくれますので、自分の時間も確保できます。普段仕事で家にいない夫には、育児のしんどさなんて絶対に理解できません。

子供を置いて家出をすると、夫に育児の大変さをわからせることができますが、それは怖いですよね。

私も子供を置いて家でする勇気はないです。普段育児をしない夫に子供を任せてふらっとどこかへなんて考えただけで恐ろしいです。なので、もし家出を試みるなら子供を連れて実家に帰ります。

そして、次に家に戻る条件として、ストレスが限界の時には外注を利用すること、そして夫が休みの日には子供を夫主体で見ることを約束させます。

よく育児をしない男性は、休みの日くらい休ませてよ・・子供みてたら休めない・・といいますが、ママはそれを年中無休でやっているのです。

子供のペースで毎日動いています。その大変さを完璧に分かれとは言いません。けれど、その大変さをできるだけ多く理解するようにしてください。その努力があるかないかでママからの印象は随分変わります。

できないことはできないで仕方がないのです。でも、やろうとしているかどうかが問題です。

「できないし」「ママがやった方が早いでしょ」などと最初から諦めて投げ出してしまうと印象は最悪ですよね。

実家が近くすぐに帰れる状況のママならいつでも帰るところがあるんだということをパパは認識していてください。

今時は離婚に対するハードルも随分下がっています。共働きならママもお金を稼げますので、育児をしないパパとイライラして過ごすぐらいなら、実家で子供をみてもらってシングルマザーの方がよっぽどいいです。

まとめ

いかがでしたか?子育てのイライラは夫が原因のことも多いということをわかっていただけましたか?

ママは自分の時間はもちろん、自分のペースで行動することさえ我慢しているのに、仕事や生活全てに至るまで自分のペースで行動しているパパをみてイライラしないわけがありません。

仕事の時はしかたないですが、せめて家に帰ったときぐらいママを子育てから解放してあげてください。

1日のうちたった数時間かもしれませんが、その数時間自分のペースで行動できるだけで、心の疲れはすーっと取れるものなのです。

普段家にいない夫にはわからないことかもしれませんが、ママがストレスをアピールしてきたら、軽く考えずにママのリラックスタイムを作ってあげてくださいね。

おすすめの記事